CPAPの新しいサービス|You-MOST

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2021/04/09

新時代のCPAP療法

弊社では新しいCPAP療法の形を検討しております。

 

CPAP療法の現状

 

・CPAP療法は「医療保険」の適応になっているため、多くの患者様は医療機関から「在宅医療」として器械1式を借りています。(3割負担でおおよそ月額4,500円程度の自己負担)

・医師の指導の下、基本的には毎月の受診が必要とされ、器械の代金以外に診療にかかる時間が「患者負担」となります。

・推定患者数300万人~400万人とも云われていたSAS(睡眠時無呼吸症候群)患者も実際にはもっと多いのではないかと予測する先生もいます。

・計算してみると100万人が医療保険を利用してCPAP治療を行うと、

CPAP患者月額 13,500円×1,000,000人=135億円

なんと!135億円の医療費が『毎月』かかってしまうのです。

・現在でもSAS患者は日増しに増えており、更なる問題が浮上しています。

 

ひとりごと

SAS患者に対するCPAP療法は根治(根絶治療)不可能と考えられていますが、私は根治できるようにならないかと常に考えています。

CPAP療法のお手伝いをしていて、少なからず、CPAP療法の恩恵を受けているのに「何を言っているのだ」と思われるかもしれませんが・・・。

更なる問題とは

CPAPに関わる人は以下の通りです。

①医師

②検査技師

③医療機関に勤めている人(職種は医療機関によって異なる)

④CPAP供給会社

 

検査技師さんを配置していない医療機関もありますが、おおよそこのような方々がチームになってSAS患者さんをフォローしています。

 

問題なのは、患者さんは日増しに増えていくのに対して、医療を提供していく側のスキルが落ちてしまう可能性があることです。

これは、永年CPAP療法を続けられている医療機関を指している訳ではありません

 

少し遠くまで通わなければならない患者さんは「自宅近くなどで通いやすい医療機関に転院したい」ということで、睡眠医療に特化している医療機関から転院されることがあります。

また、大きな総合病院ではCPAP患者さんが増えることで外来がひっ迫してしまうため、合併症を伴わない患者には『転院』を勧めてくることもあります。

 

そのような状況もあり、睡眠医療やCPAP療法を熟知されていない医療機関がSAS患者さんを診ることになってしまっている現状も見受けられるのです。

医療費を削減するために

CPAP療法を医療保険の対象から外す!これが一番単純で大きな効果のある「医療費削減」になります。

しかし、SASの患者さん達にとってCPAP療法が医療保険の適応から外れると大変なことになります。

そもそも、このSASという病気が医療保険の適応になった経緯の中に「合併症によって高額な医療費を削減できる」目的があるからなのです。SASを放置することによって合併する可能性がある「心疾患」や「糖尿病」、「認知症」を治療するためにさらに大きな医療費が投入されることが予測できているからなのです。

 

一方では、CPAP療法は「予防医療」であって、今は健常者と同じように生活しているではないか!という声もあります。

 

もちろん、既に合併症をお持ちである方も少なくないのですが、合併症が無く、健常者と何ら区別ができない人たちに「多額の医療費」が使われている現状に、少しだけ「医療費削減」のお手伝いができないか?という仕組みを考えています。