CPAPの機能と効果5|You-MOST
2020/03/22
C-FlexとA-Flex
呼吸の区切りの時間は分かりますか?
吸っている時が吸気時間、吐き出している時が呼気時間・・・当然わかりますよね!
しかし、止まっている時間があったらどうでしょう?
どっちかな???と思いませんか?
吸って止める→吐いて止める・・・こんな風だったらどうなんでしょう。
ポイントは吸い始めるときと吐き始めるときです。
吸い始めた時に吸気時間が始まり、吐き始めた時に呼気時間が始まります。
ここで区切っていることを忘れないでください。
C-Flexー当時は本当に画期的でした。
SASの人が無呼吸にならないように必要な圧力は呼気時には抵抗でしかなかった。
しかし、無呼吸であるが故に必要な圧力・・・痛し痒しの中C-Flexは誕生しました。
吐いているとき=呼気があるとき は圧力を下げ、呼気がなくなる前に圧力を戻す
次の吸気が起きる前に圧力がある・・・という考え方
これがC-Flexの動作です。もはや「極意」と言っても過言ではないでしょう。
呼気に抵抗感を感じる時間だけ圧力を下げるのですから!
しかし、これには見落としがあったようです。
A-Flexが誕生したのはそのせいなんです。
ResMed社の「EPR」を筆頭に「PVA」という機能など吸気時間と呼気時間で圧力の差を設ける器械が増え、こう訴えたのです。
無呼吸になるまでを段階的に表現すると、舌根沈下が進んでいき「フローリミテーションが起きる」→「低呼吸になる」or「いびきをかく」→「無呼吸になる」
という事は吸気時間の圧力で「フローリミテーション」を感知したら圧力を上げていけばいい。
この訴えを肯定したのは他でもないRespironics社(Phillips社が後に吸収合併)のA-Flexという機能だったのです。
A-Flexでは処方圧力は吸気時間のみです。
呼気時間では処方圧力より2cmH2O下げて作動させ、呼気流量があるときはさらに下げるという動作をします。
このような技術的な戦争が革新につながり、今日のCPAPユーザーの快適な呼吸によい影響を及ぼしていたのです。
そんな中で仕事をさせていただいていた私はとても楽しかったですよ!
もちろん、今もいろんな革新があります。
新型コロナウィルスは悪い革新ですが、優秀な先生方が最良の治療方法を見つけて下さるでしょう。
しかし、マスクの生産が追い付かないなど心配もたくさんあります。
そこで見直されるべきは、自分自身の「免疫力」ではないでしょうか?
免疫力を高めて自己治癒能力を上げることが一番重要だと確信しています。
今できること!
これからも必要なこと!
すべては自分の健康を守るためにすることです!!
ご自身や家族、友人など周りの人たちにも健康で過ごせるパワーを与えていきます!!!
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